全身黒のゴスロリキチママが家に訊ねて来た。キチママ「大天使様！ガブリエルとラファエルが参りましたぞ！」

ここが該当スレに当たるか迷ったけど投下。スレチだったらごめん。
あと会話の内容はうろ覚えだけど大体合ってるはず。

五日の土曜22時過ぎにインターホンのチャイム＆ノック音。
いや、ノックというかグーでドンドンと叩いてる様な音。
こんな時間に誰？何？と足音を立てない様ドアに近付きスコープを覗くと女性らしき二人組。
薄暗く、はっきりと容姿は分からないけど多分知らない人。と、途端に

「大天使様、いらっしゃるのですね！ お手伝いに参りました！ さぁ早くドアを開けて下され！」
(私は玄関の照明を常時点けているので、
スコープを除き込んだ事でスコープからもれる光が遮られたのと、
飼い犬が鳴きはしないが来客？に喜び、前足でドアをカリカリしたので在宅がばれた模様。)

それでも返事はせずスコープを覗いたまま居留守を決め込んでいたんですが、

「大天使様！ ガブリエル(？)とラハエル(？)が参りましたぞ！」
(この呼称をはっきりとは覚えて無いけど多分これ。語尾がエルだったのは確か。)
と大声をあげながらドアをドンドン…
私は分譲マンションの一室に賃貸で住んでいて、賃貸住まいながらも、そこそこ住民とは付き合いもある。
深夜近くの時間帯にかなりご近所迷惑だし、
スピーカーさんや噂好きさんに翌日、私さん大天使なの？ｗ なんて絡まれたら嫌だ、どうしよう…
顔見せれば訪ね先の間違いに気付くだろ…えぇい！とチェーンを掛けた状態でドアを開けた。

「はい…どなたですか？ こんな時間帯に迷惑…！！」

ドアを開けて二人組の服装に驚いた！スコープからではよく分からなかったけど、
一人は小太りで全身黒のゴスロリ？メイド服？ピンクハウス？を混ぜた様な服装。
もう一人は普通体型の全身白で、似た様なデザインの服装。
共にロングスカートですっぴん、二十歳前後位？

先の台詞にこの服装…絶対に普通じゃない…開けなきゃよかったか？
でも私の顔を見て間違いだと分かってくれるはず…と思ったら、

黒「おぉ！大天使様！ガブリエルがお手伝いに参りましたぞ！」
白「ラハエルもおります！」

えぇーっ！？ なぜ私が大天使なんだ！？ てか大天使って何？顔見て分からんのか！？
これ本物のキチかも！？と焦りつつも、

「いやいや、誰かとお間違いじゃありませんか？ 大体私、大天使じゃありませんし。」

…今更予告。かなり長くなりそうな上に誤字脱字が無いか読み返す度に自分でもネタ臭くて嫌になる…

黒「ｸｯ…まだ記憶が戻っておられぬ様だ…大天使様ともあろうお方が…」
白「私共が来たからには原稿と、その失われた記憶を取り戻すお手伝いもさせて頂く！」

記憶？原稿？何が何やら…
「あの、だから間違いですって！名前と住所、合ってます？」

黒「現世(？)でのお名前は、あしなの(？)○○○←失念、長くてキラキラした名前」
絶対本名では無いだろうって名前だった。黒、鞄からメモを取り出し、
黒「住所は○○○○！」
確かに市名・町名・マンション名・部屋番号は合っている。
が、ここは○○マンション第２。読み上げた住所は○○マンション第１。
第１は、ここから数百m離れた場所にあり、マンション入口に第２と書いてある、
ドアの表札に名前は出していないが、1Fのマンション部屋配置図にあるウチの名前を見ろ
名前、全然違うから！と言うと、黒がｳﾑ～～と唸り始め

黒「確認して参る！ラハエル！そのお方に癒しのオーラを浴びせながら待っておれ！」
白「分かった！気を付けるんだぞ！」
黒「百も承知！」
と黒、エレベーターに消える。

吹き出しそうになったら白が私に片手を向け、目をつむって斜め上に顔を上げている…
お隣の奥さんがドアを開けて、こちらを見ている…いつから！？

隣「あの…私さんのお友達？」
「五月蝿くしてすみません！訪問先を間違えられただけですからっ！大丈夫ですから！」
隣「そ、そう？何かあったら呼んでね…おやすみ…」
はぁ…これで帰ってくれなかったら警察呼ぶか、と思っていたら黒、帰還。
三歳位の子供♀を連れて！(子供の服装は普通だった。けど眠そう。)

黒「そのお方の言う様に我々の間違いだったようだ！」
白「そうか、では大天使様の元へ急ごう！」
これで帰ってくれる、と一安心したのも束の間、以下要約。

・我々は大天使様の元へ向かう。
・間違いの詫びは、さっきのオーラでよかろう。
・代わりに名誉な仕事を与える。
・大天使様のお手伝いをしている間、黒の子供の面倒を見させてやる。
・私も大天使様のお手伝いに協力しろ、有り難く思え。

えぇーっ！？ちょ、何でー！！と叫びそうになったけど、ぐっと飲み込み、
冷静に、いやそれおかしいでしょ？とか初対面の人間に子供預ける何て危ないでしょ？
とか言っても何かその世界の専門用語？みたいなのを喚き散らして話しにならない。

あわわ…報告未完の者ですがフローチャートをさらっとですが読んでみて、
ちょｗ笑えるｗとか思ってたけど、かなり危ない相手だったのかもとｶﾞｸﾌﾞﾙ！
再来は今の所無いです。
今はフローチャートをよく読んで、よかったら明日(今日)又まとめてから再投下させて下さい。

「お子さんが聖書(？)に出て来ない？ 貴方、本当に大天使の側近？付き人？」

黒・白「…なっ！￡％＃＆＊＠§☆！」

「だって、本当に貴方のお子さんなら、絶対に大天使に関わる重要な役職に就くはずでしょ？」

黒・白「…」

「よく分からないけど、書き上げてる最中なんでしょ？これから出てくるのかもしれないよ？」
「連れて行って、再確認するなり、新しい救世主(ヤケｗ)にするなり話して来なさい！」

みたいな二人の世界を信じてあげた様なまくし立て方をしたら、
すまなんだと子供も連れ、帰って行ったので安心して報告の流れだったのですが、
これはフローチャートからすると、再来の恐れ有り！？

今更、怖くなってきた…

話の展開から８２７が大天使の上司に設定される悪寒ｗｗｗ 
名称は何だか知らんけどｗｗｗ

相手のプライドを逆手に取るかｗ
いたずら小僧をやり込めるのと同じ手だな。

スゲーな笑えるけど笑えない
託児と合宿所の前世厨の基地ママコラボかよ
後日近所の人にkwskされて何て答えたのかと、大天使様の安否が気になる。