図工の時間に缶ポックリを作ることになって、授業が始まって「さあ、始めるか」というときに・・・

小学生のころ、図工の時間に缶ポックリを作ることになって
その日は予備もいれて３個空きかんを持っていったんだ
授業が始まって「さあ、始めるか」と
机に下げておいた袋から缶を取り出そうとしたら１個しかなくなってるの
周囲のクラスメイトにも探してもらったけど見つからず
担任には絶対に持ってきた！と主張しても信じてもらえず
結局「どこかで落とした」ということにされ、涙ぼろぼろ流しながら教室の後ろに立たされる羽目に・・・
しばらくして仕方なく残った予備の缶で作っている時に冷静になったら
近くの席の奴が机の上に出していた缶が
自分が持ってきたはずの缶と同じ種類のものだったと気付き即担任に報告
さっそく担任が呼び出して問いつめたらそいつは
缶を忘れてしまい、隣にあった自分の袋から盗んだとあっさり白状
しかも奴は自分と一緒になって缶を探すというカモフラージュまでしていた
そいつを殴りたかったけど担任は怒ると鬼みたいになる奴だったので
ザマーミロと思いつつ缶を取り返して一件落着に
そいつは一応罪悪感があったのか作業がノロノロで途中までしか缶に穴を空けておらず
なんとか最初から最後まで缶ぽっくりを作ることができたとさ。

・・・・・・実を言うと盗人より、あの時信じてくれなかった担任の方をいまだに根に持っている。