大学でとある伝統芸能をやる部活（かなり本格的）に入ってるんだけど、ある日、院生が取材させてほしいと言ってきた・・・

大学でとある伝統芸能をやる部活（かなり本格的）に入ってるんだけど
ある日、その伝統芸能の研究をしてるという
同じ大学の院生が取材させてほしい、と言ってきた。
取材って言うから、てっきり練習風景を見学するとか
軽くインタビューを取る程度かと、思って了承したら
当日やってきて、その伝統芸能のやり方を教えてほしいと言う。
ちょうどその頃は新入生向けの初心者練習を中心にやっていたので
その時は体験入部という扱いで、練習に参加させた。
そしたら、それに味をしめたのか、時たまふらっとやってきては
初心者練習に参加するように。

一応、いつでも体験入部可能ということにはしてるけど
正式に入部していない（部費を払っていない）のに
しょっちゅう練習を受けに来られても困る、
そもそもその伝統芸能のカタというか初歩の初歩をマスターするだけでも
コンスタントに練習して一年くらいはかかるので
時たまやってきて、練習に参加する程度じゃ、上達のしようもない。
研究のためにちゃんとやり方を覚えたいのなら、
正式に入部してみてはどうですか？と勧めたら
「研究が忙しいから、入部は無理。
そもそも私はただやり方を覚えたいだけ。
入部したら、毎回練習でなくちゃいけないし、発表会とか面倒くさい」とのたまいやがる。
相当イラっときながらも、では個人で先生に習ったらどうですか？
紹介しますよ、と提案したら「先生に習ったら、お金がかかるじゃない！」だと。
どうも私たちの部活を無料のレッスン教室かなんかだと勘違いしてたらしい。

ほんと図々しさにびっくりした。
それにしてもその伝統芸能のやり方も分からないし
習うのにお金かけたくない、とかいう程度の情熱しかないなんて
その研究の程度も知れてるわ。

・・・・断れば済むだけの話にしか見えない
なぜ断らないのかも判らない

ていうかね、ﾎﾝﾄ断れば済む話を表面上はﾆｺﾆｺと受け入れていてさ
そのくせ内心では文句ﾀﾗﾀﾗずうずうしい連発ってどうなのさ？っていつも思うわけ
そりゃあ「空気読めない相手が悪い」って言い分も判るけど、相手にしてみれば
甘えさせて貰って構わないと思っていたのにまさか内心そんな事思われているなんて！
みたいな心情かもしれないじゃん、まあ率直な感想と思って下さい